生い立ち、武士になりたい、大蔵省、第一国立銀行、学校企業経営
孔子について書かれた論語(儒教)
論語=あらゆる教えの基盤=共通した人の道
最も欠点の少ない教訓
論語と遠くて近い算盤(経済)

どんな本?日本人と諸外国との違い、歴史的背景、道徳、人とはどうあるべきか、エピソードトークを聞いているような感覚、オールドジャパニーズコメディー。人生の意義、渋沢が何を大事にしていたか悉くわからされる、人について語ると同時に国の在り方にもその考えが当てはまると考えている。理解せず読み飛ばした話も多い。努力の方向を間違うな。西洋思想より論語重視。意外と教育の人。日本は道徳教育の邦であった。

処世と信条:争え、自然の流れに逆らうな、自分の選択は曲げるな
視(行為)、観(行為の動機)、察(その人の安心満足の所以)の三拍子が正しく揃って永遠正しい人

立志と学問:精神を老衰させるな=学ぶ外なし、自信を客観的に考察しろ、ストレス必要、肉体鍛錬、形式が弊害?、感情をコントロールしろ
豊臣秀吉:気が利く、優秀な者の近くで学び続けた、準備大切
自己の素質に見合った大志、大志に見合った行動を意識しろ。小事を粗末に扱うな。大局を見ろ。
争わない円満は、角がない不甲斐ない人を生む
正義を行うに争いを避けること難し。

常識と習慣:智恵・情愛・意思が揃い常識人になる。知恵なければ善悪わからず何も成せない。情愛なければ極端な人になる。意思なけば情に負け芯無く思いがけない悪手を取る。どれも習慣(=鍛錬)からのみ身に付くのだ。

対に何かを欠くと、何も成せぬ人若しくは偉人になる。偉人とは何かを欠き何かを突出させた人が成る。所作は人を信用させ、どの行為を良いものに見せる。ただしその行為は善意からでなくてはいけない。

仁義と富貴:仁義道徳無く永続無し。金は後からついてくるものだが、無視してよいものでもない。
×物質の奴隷、×濫費者、×守銭奴
学ぶことは危険思想という疫病の免疫・治療法である。
義理合一:義(道徳)理(経済)は一致すべきもの

理想と迷信:道理ある希望(信)を持て。趣味がなければ精神がなくなってしまう。
仁義道徳は双方の協力あって成り立つ。
すべての宗教の根本は同じ事を示しているのではないか。智識弱きものにこそ正しい宗教が必要。
迷信家(笑):脳を患った姉の憑き物を祓うために来た修験者を迷信と言い負かした、、
文明とは?者・制度・一般国民の人格と知能
人が国発展の大要素
論語=仁義道徳、算盤=生産殖利?

人格と修養:人の真価とは富でも成敗でもなく、精神と世にもたらす効果で決まる。青年時代は人格形成の時期、道徳と知能啓発に時間を使え。修養は人の天真爛漫を傷つけて卑屈にする?→NO!喜怒哀楽愛悪慾のコントロールは必要やし、善悪が明瞭になる。
修養した心で選んだ手段を使い得た所の富、地位でなければ完全な成功とは言えない。

徳川家康が乱れた二十八国家に儒学を振るい学問を広めた。
人の言葉で決心するものは意志が弱く平生が保てていない。

算盤と権利:日夜勤勉の差、能不能の差によって生まれる貧富の差は諦めるより外ない。しかし両者の間で円満な関係を計りたい。論語は孔子の奇跡のない言葉であることが最も深く信ずる所以(基督は転生、神道は国造りなどが奇跡)。善意ある競争に努めろ、悪競争はしてはならん。

「日本人泳ぐべからず」桑港、若者が亜米利加人の足を引っ張り遊んでいた。
福沢諭吉「書物を著しても多数の者が読むようなものでなければ効能は薄い」と述べるよう、多数の為でなくては合理的経営ができない

実業と士道:日本人は飽くまで大和魂の権化たる武士道を貫け。日本に誇りを持て。一時の利に走るな、処世の本旨を忘れるな、勇を競え。外国品の模倣は辞め、日本に適するモノづくりをせよ。時間を空費しないように心掛けろ。道徳が衰退しており緊要事である。道徳なきは根がないと同じ。欧米の品性修養は科学的知識による。日本は徳長300年の間に「富を成せば仁ならず(商人は卑屈)、仁成せば富ならず(武士は精神廃り)」という考えが染みついてしまった

教育と情誼:子に孝行を強いるな、不孝の子になるぞ。教育は少数天才教育から皆常識教育になった。また道徳教育から智識教育になった。女子は教訓書「女大学」を学ぶことが少なくなる過渡期にある。女子も国家の一員という考え広まった。師弟関係も無くなってきたなぁ。

成敗と運命:成功をその目で見ようと縋るな、後で成功していることが真の成功なのだから。天・神・仏は人格人体があるものではなく、ましてや人の感情・祈りに呼応するものでもないので、人事を尽くして天命を待て。逆境なんてない、ただ自分が作った環境だ。後進を侮るな、勇猛進をもって正しく倍の努力をしろ。新しい活気の勃興は素晴らしく恐ろしい。

「まず誠実に努力すれば公平無私なる天は必ずその人に福し、運命を開拓するように仕向けてくれるものである。」
「道理に則って一身を終始するならば、成功失敗のごときは愚か、それ以上に価値ある生涯を送ることができるのである。」