最初の生物は神が創ったのだけれども、その後の生物は進化によって多様化していった。

「下等から上等に向かって一直線に自然の階段を引ける」という見方がある。

※自然の階段:生物は連続的に並び、人の上に天使がいる、という発想。

どこかの本で「現在の生物は時空ワームで繋がっているので、種で分けることは無意味だ」と聞いた気がする。

体が小さい人・大きい人に“種の違い”はない。

「交雑できるか」で同種か異種かを判断するという曖昧な定義もあるけれど、馬とロバは交雑できるので同種とも言える?

犬と猫の境目は?結局、人が付けたカテゴリーでしかない。

さらに広げると、アメーバも人も同じ時空ワームで生きる上では同種と言える……?(自分メモ)

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第1章:変異と進化の仕組み

遺伝する変異がある!

ダーウィンが考えた進化の仕組み

・自然淘汰

・用不用

・生活条件の直接作用

・習性(用不用・生活条件の直接作用に含まれる)

変異が生じる要因(ダーウィン)

・生活条件の変化

・用不用

・生活条件の直接作用

・習性

・成長の相関

生活条件の変化・用不用は、有益な変異が生じることで進化する(=進化の仕組み)。

変異は遺伝する?遺伝の仕組みは知らない。

DNAの塩基配列?

第2章:種の境界はあいまい

第3章:生存闘争

生き残るものと、生き残らないものに分かれる、ということ。

生存闘争の相手

・気候(影響力は逆相関)

・他の生物(闘争の主要素)

生物は闘争で優位になると爆発的に個体数を増やす。

これは「維持する以上の繁殖力を、皆が持つ」ということ。

すべての個体は個体数を増やすために最大限努力している(ように見える進化をする)。

大繁栄の抑制

・闘争は同種間で起こることが多い

・個体数が多いと感染症が流行りやすい(細菌・ウイルス未発見の時代なので、寄生虫だけが感染症を起こすと考えていた)

・捕食

第4章:自然淘汰

品種改良は「人為的な遺伝の選抜行為」。

・有益な変異:生存に有利

・有害な変異:生存に不利

選抜の原理

・変異は遺伝するものがある

・生殖年齢まで生き残る子が多くいる

・1・2を満たして生殖年齢まで多く生き残った変異が、より多く残る

広範で精緻な観察。

人間が行う品種改良(人が感じ取れる範囲の変異の積み重ね:見た目がいい、おいしいなど)

<生き残る強さ<自然淘汰(長年積み上げた“本物の”有益な変異の積み重ね)

一番古い家畜はイヌ。DNA解析で3万3千年前のものだった。

ハイイロオオカミ → 家畜化(品種改良)→ イヌ

自然淘汰は少なくとも40億年前から起こっている。

自然淘汰は2つに分類できる。

・性淘汰:剣が強く、盾が強く、魅力的なものがより多く子孫を残せる、という考え

・環境淘汰:生存に有利なものがより多く子孫を残せる、という考え(ダーウィンは主にこっち)

ガラパゴスの生物が変種の集まりに見えるかもしれない。

でもその狭い範囲では自然淘汰が起きにくい。

変異が起こっても有利不利がなく、平均化されてしまうから。

闘争がなくては進化が起こりにくい(変異が保存されない)……ように思えるが、実際は小集団では変異の発生よりも遺伝的浮動の影響が大きく出るため、新種が発生しやすい。

※遺伝的浮動:親の遺伝子のどちらが受け継がれるか、というランダム性に偏りが起こること。

農薬が効かない虫は最強?

農薬が効かない虫は、その有益な変異のために遺伝子を使っている。

そのため、飛行能力などが農薬が効く虫より劣っている場合が多い。

農薬を使う畑(農薬が効かない虫が有利)と、農薬を使わない畑(飛行能力が高い虫が有利)を隣り合わせに用意することで、農薬が効かない虫だけが増え続けるのを防げる。

海洋島 vs 大陸

・海洋島:新種特化、遺伝的浮動優位

・大陸:生き残り特化、自然淘汰優位

天変地異説(ジョルジュ・キュヴィエ〜1832)

地層ごとに生物が違う様子から、「大災害で生命が絶滅し、どこかから生物が運ばれてくる」という説が生まれた。

「絶滅があるから、新種が生まれる必要がある」という考え方があった。

ダーウィンは、新種が生まれる(世界に楔が打ち込まれる)ことで淘汰が起こる(押し出される楔もある)と主張した。生物が棲める広さは有限、という考え。

さらなる繁殖を求めてニッチに適した変異が生き残るようになることで変種が生まれ、変種であるがゆえの変異がより環境に好まれて進化を進めることで、新たな種になる。中間的な個体はどの環境にも優位になれず絶滅する。

このダーウィンの主張はほぼ正しいが、変種が近くにいる環境では変種間で交雑が起こり、種の独立を阻むことも知られている。

進化の図(『種の起源』唯一の図)

横線の間隔は1000年を想定。

Aがa1・m1の変種になるとき、Aは絶滅している。

最も変化が大きいものが優位(小さいそれぞれの分岐の“外側”が生き残りやすい)。

ニッチを奪われた種は絶滅させられる(B,C,Dなど)。E,Fはニッチが奪われなかった。

ダーウィンは変異を特別なものと考えていた。「変異しやすさ」も遺伝すると考えた。

なので、EからE14になるまでほとんど変化していないのは現代では誤りとされる。

種 < 属 < 科・・・と、すべては入れ子構造になっている。

植物も動物も、時間と空間を超えて同じもの。

第5章:変異の法則