授賞理由「この時代における人類の道義心に関する問題点を、明確な視点から誠実に照らし出した、彼の重要な文学的創作活動に対して」
生い立ち:アルジェリア人、父WW1戦死(1)、戦災孤児(7)、文学に開眼(17)、創作ノート「手帳」(22~)、劇団俳優(22~)、非暴力・反ファシズム(23~)、「異邦人」作成開始(25(WW2勃発前年)~27)、軍隊不合格(26)、反ナチスドイツ主張(31)、イタリア旅行めっちゃ多い、ノーベル文学賞受賞(44)、車で街路樹に衝突死(46)
主人公:ムルソー
冒頭:きょう、ママンが死んだ。
1-1.アルジェリアの首都アルジェから8km、マランゴの養老院、門衛(困窮者)、看護婦(腫物)、女房、老人たち、院長、ママンの友老人トマ・ペレーズ、ママンは葬送は宗教的方法でとお願い、老人たちに囲まれた通夜、通夜煙草、酷く暑い、柩にかかる赤い土、空、アルファルトのきらめくタール、黒い車、疲れアルジェで眠りにつく
1-2.葬儀の翌日(土曜)。海、映画、接吻、多少過ちを犯す、彼女マリイはすべてを忘れた。その翌日(日曜)、日曜日が嫌い。新聞の切り抜きを集めるのが趣味。夕方空眺め煙草をふかす。夜騒がしい街、空虚、猫が人気途絶えた道を渡る、ママンが埋められてしまったと思うも生活は変わらずだった。
1-3.証券の点検が仕事、事務所は海に面している。ずっと働き家に帰る。
同じ階の隣人サラマノ老人、8年犬と引っ張り合いをしながら散歩。同じ階のレエモン・サンテス、女を食い物にしている?、喧嘩した男の妹の面倒を見ている、部屋代など援助、その女に金だけ取られていると気づく、女を殴った、今の幸福に気付くように言った、ムカつくが女の体には未練、懲らしめるためにやくざに相談したがいい案が出ないのでにりそーに相談した。
ムルソーは女を呼び出すための手紙を書いてやった。
1-4.1週間仕事をして、土曜日また彼女と海でイチャイチャした。
翌日レエモンの部屋から女の声、サラマノ老人と犬の喧嘩、マリイと事の準備をする・・・
レエモンの部屋から女の叫び声、巡査が来て平手打ち、女は助かる。
懲らしめれたので満足。
サラマノ老人の犬迷子、「畜生くたばり損い奴」と言っている、でも心配、ムルソーに助け求めた。ムルソーは断ったが、ママンのことを少し思い出した。
1-5.パリへの出張を断る。マリイに結婚を迫られる。特に結婚したくないがマリイが望むならとOKした。サラマノ老人とママンの話をした。老人は犬の鳴き声がしないといいのだがと、まだ見つからないことを悲しんでいる。
1-6.友人の別荘前の海でマリイと一緒に泳ぎキスして少し愛情が芽生えた気がした。海でレイモンに恨みを持つアラビア人と喧嘩した。レイモンがナイフで腕に傷を負うが追い払えた。海を散歩する。泉のそばにアラビア人が来ていた。ポケットのピストルを握る。ママンを埋葬した日と同じ太陽だ。熱い。相手が剣を抜く4発銃弾を撃ち込む。これが不孝の扉をたたいた。
2-1.逮捕された。弁護士にママンが死んだ日について聞かれる。ムルソーは感情を抑えていたわけではなく悲しくなかった。と答えた。徴収の場、なぜ1発打ち込んだ後、間をおいて4発撃ちこんだ?キリストは信じない。改心もしていない様子だと結論付けられた。
2-2.海が見える獄に入る。マリイとの面会、面会室は煩い、まだ結婚したいという。少し疑問に感じる。数か月、獄中にも慣れた、マリイを抱きしめたい。自分の部屋やマリイと過ごした海を思い出すことに時間を使った。微笑もうとしても微笑めない?時が早い。
2-3.5ヶ月の獄中が過ぎ裁判が始まる。暑い。事件の確認、なぜママンを養老院に入れたのか(→お金がなかったから)、なぜ銃を持っていたのか(→偶然)。セレストがあれは防げない偶然と弁護してくれて嬉しかった。誰の弁護も空しく終わった。護送車に乗る前、街の音を聞き、懐かしく、自分が好きなのはこの日常だったと感じた。
2-4.死刑を言い渡された後に、最後の弁論の機会を得る。太陽のせいだ。弁護士がムルソーの人としての性格が酷いものではないと語る。結果かなわず、斬首刑が言い渡される。
2-5.朝まで逃げる方法はないか、処刑とは何か、不確実な裁判に対して、確実な執行とはいかに馬鹿らしいかと思った。司祭「人はいつか死ぬ、我々は皆死刑囚なのだ。」ムルソー「希望なく完全に死んでいくだけ。祈りなどしない、」もう関わることのできない世界を思い息が詰まる。孤独でないことを感じるために、処刑の日に多くの見物人が現れ憎悪の叫びを上げ私を迎えることを望んだ。。。